満開の桜も、もう散ったが・・・

 相変わらず「釣る人は釣る。」状態は続いていた。
朝、9時14分電話が鳴った。
誰だ〜?こんなに早く…。 
「釣れたよ〜」と、釣る人の○さんだった。
慌てる訳でもなく、川へ向かうとまだ車があった。 
暫く話を聞いたが、いまひとつしっくりこなかった。
もう帰るからとの○さんを送り、
赤竿を持って川に降りた。
時計は見なかったが、10時は過ぎていただろう。 

 竿の曲がりを入れたり、緩めたり。
瀬を落としながらも、流芯に行きたがる
サクラをなだめ、すかしながら少しづつ、
少しづつ寄せてくる。
手前まで来た途端、一気に流芯に突進する。
何でこんなに強いのだ?
今年のサクラは違う。 長期戦を覚悟した。
瀬落ちを走るサクラがテトラの際を抜けた。
竿でかわし、擦れるのは避けれたが、
これ以上落としたら負ける。
ここで勝負。 過去一番の曲げを入れた。
それでも、すんなりとはいかなかったが、
最初から、一度も顔を上げなかった
サクラがタモに入った。

 が…5日後、知人の針に掛かった。
               (再リリースされました。)

 その後の消息不明。  無事でいますように(祈)

動いた!!
62cm  2,595g

外すべく、上竿にして強く煽った。

52cm ?g

 5日後、超のんびりで川に向かいました。
その上、土手で2時間ほど、お話をした後
川に降りたのが10時40分頃・・・。

 次の日の夕方、やっと・・・思い通りのところでヒット。  足元で掛かったので、ローリング&ヘッドシェイク・・・。
ドラグが出ずに、リーダーとスナップサルカンとの結束部分でラインブレイク。 あ〜ぁ、せめてルアーは返して欲しかったな〜)

今回のサクラは、サイズより手強かった・・・。 走りも、強烈な引きも充分過ぎるほどあった。 瀬の中で動かなくなったことも数回あった。 サクラの強さを全て兼ね備えた相手だった気がする。

 何と、水中で白い輝きが反転し始めた。
「何だ!! 」 「サクラだ!! 
激しいローリングをしながら、瀬を流れ下る。
5〜6m程ついて下り、どうにかローリングを止めた。
しかし、強い引きが続いた。 体力が落ちたせいなのか、
水深が浅いせいなのか、抵抗が激しい。
電話をかけた5コール目で、サクラが走った。
走りに対応はしたが、瀬落ちの白泡の中をガンガン泳ぐ。
止まると動かない。 錘が空に出てもサクラは姿を見せない

 4月の最終日、初めてサクラがルアーを咥えるところを見た。 「頂き!」・・・と思って、やり取りしていたら、フックアウト。 
こんなもんか…。 ま、ルアーは帰ってきたから良しとしましょう・・・で、4月のサクラは終了しました。

 説明を鵜呑みにせず、自分なりのポイントを攻めたが、
「ここぞ」のポイントでは無反応だった。
さんざん叩かれた後だから、仕方ないかと思いつつも
瀬尻ひとつ手前まで来ていた。
浅いと思われる、沈み石の前で仕掛けに変化が・・・。
ん? 合わせた。 動かない。
もう一度、竿を上げる。 やっぱり動かない。 根掛りか…。

元気に・・・ 流れに帰って行った

 10cm小さいと、
随分と小さく感じるものですね・・・。

計測するまでは、
完全に「小ザクラ」と思っていました。

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